空き家について
Q1.田舎暮らし希望ですが、空き家って手に入りますか?
A:空き家はたくさん増えつつありますが、すぐに使えるものは少なく、仮に賃貸でも入居者が改修費用を負担する場合が多いです。
Q2.空き家はどうして見つけたらいいでしょうか?
A:不動産屋に出回ることは少ないです。理由はすぐ使える状態にないからです。自治体の「空き家バンク」などがあれば情報が得られます。
田舎特有のしきたりについて
Q5.田舎のしきたりや、付き合いって煩わしいものですか?
A:ところによりますが、場合によっては古いしきたりやお付き合いが濃すぎてついていけない場合もあるようですが、少しづつ変わってきています。都会の方の受け止め方次第でしょう。逆に助け合いのやさしい関係ができると過ごしやすくなりますね。
Q6.お祭りや神社の付き合いはどうなのでしょう?
A:これも集落ごとに違いがあります。基本、神社の祭りごとは氏子がするものですが、少子高齢化で移住者も仲間に入ってほしいのが地域の願いでしょう。宗教色は薄らいできています。
Q7.年間どの程度の共同作業やまつりごとがありますか?
A:これも様々で年間数回程度のところから毎月何か集落ごとの行事があるところまでいろいろです。よく聞いておくことが大事です。
Q8.入村金とか思わぬ会費等が必要だとも聞きますが?
A:財産区といって共有財産が多い地域は入村金が高額な場合もあるようですが、逆にお祝い金が出る村もあるようです。ここはよく調べたほうがいいです。
就農について
Q3.農地は手に入りますか?
A:基本的に農地は「農地法」で守られています。規制がありますので自由に売買、賃貸はできません。但し家庭菜園レベルならさほど難しくなく借りることができ利用できるはずです。
Q4.野菜作りがしたいのですが、経験がありません。教えてくれる人や制度はありませんか。
A:その地に市民農園等があれば指導者がいたり、農家の方がアドバイスをしてくれることは可能でしょう。
教育環境について
Q9.保育園や学校など教育環境が気になりますが。
A:少子化で廃校や合併が相次いでいます。あまりにも小規模校では不安もありますし、こどもの集団や遊び相手もいないところは確かに心配です。校区によって事情が違います。教育委員会や相談窓口のあるところで事情を聴いてみましょう。
福祉や医療について
Q10.年を取ってからの福祉や医療の環境が気になります。
A:高齢化施設は都会よりも人口比でいえば多いと思います。医師不足等現在は問題もありますが、ドクターヘリの運用などで緊急医療は厚い体制があり、医療環境も改善の努力が続いています。
田舎暮らしの情報収集について
Q11.ワンストップ相談所等適切なアドバイスをくれるところはありますか?
A:まずは市役所等の担当窓口でしょうが、どの課が担当か分かりにくいこともあります。総合窓口で聞いてみてください。あるいは私たちのように民間で相談を受けているところもあります。